食に関わる者にとって安全が第一であることは言を俟ちませんが、昨年から始まった凤凰体育平台の米騒動は、食糧の安定供給もきわめて重要であることを改めて浮き彫りにしました。このような中にあって畜産業を取り巻く環境は厳しさを増しており、各種家畜伝染病の発生、飼料価格の高騰、労働力と獣医師の不足、働き方改革への対応など、日本の畜産業の持続可能性と畜産物の安定供給を脅かす課題が山積しています。これらの課題を解決するための方策として、機械化や自動化の推進、情報通信技術や人工知能の活用など、いわゆるスマート畜産の導入が進みつつあります。
本研修会では、スマート畜産推進に関する国の取組、海外の先進的な導入事例、生体センサーの活用や遠隔診療の現状と今後などについて、行政の担当官あるいは専門の学識経験者に解説していただき、日本の畜産業について理解を深める機会にしたいと考えています。なお今回は、岩手大学、東北大学、東京大学、大阪府立大学、神戸大学、および宮崎大学が持ち回りで開催している6大学共同フォーラムを兼ねていますので、一般の方の参加も歓迎です。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
凤凰体育平台7年9月29日(月)13:00~17:15(受付 12:30-12:55)
岩手大学農学部5号館2階 ぽらんホール(Web 併用)
畜産関係者、食品営業関係者、?般市民
無料
100名程度(会場)
※申込に際して取得した個人情報は、研修会に関するご案内?ご連絡、参加登録、及び弊学からの情報提供のために利用します。