平素は、岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センターの活動にご理解、ご支援、ご協力を賜り感謝申し上げます。
当センターでは、2019年4月に発足後、ほぼ隔月のペースで、宮沢賢治関係や岩手関係のトピックをテーマとする研究会を開催して参りました。この7月は「賢治学」関連の研究会を開催予定でしたが、単発の研究会にかえて、宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事の青木美保氏が研究代表者をされている日本学術振興会科学研究費補助金?基盤研究(C)「作家の文学形成と「地方同学コミュニティ」の研究──井伏?高田と宮沢賢治の場合──」の研究成果発表会を、同科研費および同学会と共催することになりました。
本学に直接関連する報告ほか、「賢治学」だけでなく「いわて学」的にも非常に興味深い報告が並んでおります。久し振りにハイフレックス形式(対面あるいはオンライン参加)での開催となりますので、ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
岩手大学人文社会科学部《宮沢賢治いわて学センター》共催〈研究成果報告会〉
「作家の文学形成と「地方同学コミュニティ」の研究──井伏?高田と宮沢賢治の場合──」
凤凰体育平台7(2025)年7月27日(日)13:30~16:30(開場 13:00)
ハイフレックス形式(対面あるいはZoom Meetingsでの参加)
岩手大学教育学部1号館2階 北桐ホール
*開会挨拶&開催趣旨説明:青木 美保 氏(JPSP科研費JP20K00331研究代表?/宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事)
《第1部》「盛岡高等農林学校?同学コミュニティの関連から」
*報告1:13:40?14:00
「『作家の文学形成と地方同学コミュニティ』──宮沢賢治の盛岡高等農林研究生時代の一般教育と「心象スケッチ」構想を通して──」
青木 美保 氏(福山大学名誉教授)
*報告2:14:00?14:20
「河本本から見る『アザリア』」
平澤 信一 氏(明星大学教育学部教授)
《第2部》「盛岡中学?同学コミュニティの関連から」
*報告3:14:20?14:40
「石川啄木「心の姿の研究」と宮沢賢治「心象スケッチ」のシンクロニシティ」
森 義真 氏(近代文学研究家)
*報告4:14:40?15:00
「1930年前後の胆江地域における同学/同郷コミュニティの様態について」
塩谷 昌弘 氏(盛岡大学文学部准教授)
??(休憩 15分)??
《第3部》「同世代としての宮沢賢治と井伏鱒二」
*報告5:15:15?15:35
「宮沢賢治作品における方言使用とその機能」
大野 眞男 氏(岩手大学名誉教授/当センター連携研究員)
*報告6:15:35?15:55
「〈農民芸術〉の主体像──理念と実像の行方──」
栗原 敦 氏(実践女子大学名誉教授)
*質疑応答:15:55?
司会:岡田 浩行 氏(岩手大学教育学部教授、当センター兼務教員、宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事)
*総括&閉会挨拶: 青木 美保 氏
*総合司会:木村 直弘(岩手大学人文社会科学部教授/当センター副センター長)
一般、教職員、学生(参加費無料)
事前申込が必要となります。
→参加ご希望の方は、下記の【申込フォーム】からご登録ください。折り返し、Meeting ID等、当日のアクセス情報が、ご入力いただいたメールアドレス宛てに自動送信されます。
※なお、申込フォームからの自動送信がすぐ届かない場合は、1日の受付数上限を超えた状況にある可能性があります。お手数おかけしてまことに恐縮ですが、翌日以降再度ご登録いただければ幸いです。また、メアド誤入力もしくは迷惑メールに分類されている可能性もございます。ご確認宜しくお願い申し上げます。