凤凰体育平台6年度岩手大学リカレント教育プログラム「文化資源論~魅力ある地域資源の顕在化に向けて~」 (2024.06.29 ? 2024.07.27開催)

掲載日2024.05.09
イベント

近年、文化財よりも広い概念として「文化資源」が使用され、文化資源学会が設立されるなど、学問としても確立されようとしています。また、行政においても、観光や地域振興の題材として期待され、文化資源の活用に向けた機運が高まっています。
しかし、文化資源の持つ持続的性格への理解が不十分では、一過性の流行を焦点化した短期的イベントの開催などに流されることとなり、地域属性としての文化資源が顕在化されない危惧があります。
本講座では、岩手県域の文化資源が、これまでどのように人々を惹きつけてきたのかを他者目線で紹介し、また、今後どのような素材が地域の魅力を発信しうるのかについて考えつつ、それらを活用するうえでの課題についても検討していきたいと思います。

日程

第1回

6月29日(土)10:20~16:30

第2回

7月13日(土)10:30~16:30

第3回

7月27日(土)10:30~15:00

場所

岩手大学平泉文化研究センター (教育学部1号館1階、〒020-8550岩手県盛岡市上田三丁目18番33号)

内容

第1回
  • 開講式
  • 講義「文化資源活用についての総論」
    佐藤 嘉広(平泉文化研究センター 客員教授)
  • 講義「地域文化資源と東アジア思想」
    藪 敏裕(平泉文化研究センター 客員教授)
  • 講義「文化資源としての歴史素材」
    佐藤 嘉広(平泉文化研究センター 客員教授)
第2回
  • 講義「文化資源としての岩手ゆかりの文学」
    船越 亮佑(平泉文化研究センター/教育学部 准教授)
  • 講義「民俗芸能と地域 ~芸能を生み出す神社?仏閣~」
    川向 富貴子(岩手県立博物館 学芸員)
  • 講義「国際的な文化資源 ~世界遺産とその周辺~」
    佐藤 嘉広(平泉文化研究センター 客員教授)
第3回
  • 講義?演習「芸術資源 ~書道の視点から~」
    久保田 陽子(平泉文化研究センター/人文社会科学部 准教授)
  • 演習「受講者が再認識した地域資源の活用」
    佐藤 嘉広(平泉文化研究センター 客員教授)
  • 閉講式

対象者

  • 広く文化資源の活用に関わっている方、文化資源に興味関心を持っている方
  • 学校教育関係者
  • 行政関係者
  • 文化遺産の案内等に関わっている方

定員

10名程度

受講料

5,000 円(資料代など)
※入金方法は、受講をお申込みいただいた方に別途ご連絡いたします。

申込方法

以下の申込フォームからお申込みください。

申込フォーム(https://www.ccrd.iwate-u.ac.jp/community_news/6855/)

申込締切

6月14日(金)
※締め切り前であっても人数が定員に達し次第締め切らせていただきます。

その他

  • 全日程の参加が望まれますが、やむを得ない事情等がある場合はこの限りではありません。この場合でも受講料はお返しいたしません。
  • 全日程を受講された方には「修了証」を発行いたします。
  • 個人情報は当講座の運営のみに利用いたします。
    ただし、保健所等からの要請があった場合は情報提供することもありますので予めご了承ください。
  • やむを得ない事情によって日程を変更する場合がございます。
本件に関する問い合わせ先
地域社会教育推進室  (研究?地域連携部 研究?地域連携課内)  
019-621-6492
pedagogy@iwate-u.ac.jp